ハチミツはたまに。
皆さんはハチミツを食べますか?
日常の食生活においてハチミツを食べることってそんなにないのかなぁとおもいます(もちろん個人差がありますが)。
僕は子どものころハチミツそのものを食べた記憶がありません(実際は食べているかもしれません)。
でもハチミツが成分として入っているものを食していることはあるはずです。
大人になったいまでは、ハチミツを意図的に購入し使用しています(おいしぃ☆)。
ハチミツの容器をみると、「1歳未満の乳児には与えないでください」って書いてあります。
これって何かわかりますか?
・・・僕は赤ん坊のときにハチミツの味を知ってしまうと、クセになってやめられないくら強い中毒性でもあるのかとおもっていました(;’∀’)
もちろんそうではないのです。
理由は、
簡単にいうと雑菌が含まれる可能性が高いため赤ん坊にはやめとおけってことです。
きちんと簡潔にいうと、乳児ボツリヌス症にかかる可能性があるからです。
(参照:厚生労働省HPより
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161461.html)
日常に溶け込んでしまっていて知らないこと、たくさんありますね。
このハチミツの件は僕にとってそのひとつでした。
ハチミツが含まれる食品としてすぐに思い浮かぶのが某メーカーさんのカレールウ(リンゴとハチミツのやつ)。
HPをみてみると、
「厚生労働省の指導に従い、はちみつを使用した製品を1歳未満のお子様が食べることはお控えいただくようお勧めします。」と書かれています。
そして注意書きとして、「製品に使用しているはちみつは、ボツリヌス菌検査を実施しています。」とも書かれています。
このカレー、子どもの頃たまに食べていました。でもこれまでずっと気にしたことがありませんでした。1歳を超えていれば問題ないようですから心配する必要の無いことかもしれませんが、うちの親はそんなこと気にしていたのだろうか・・
僕は自分の子にハチミツを与えないようにしようなんて意識したことはありませんでした。カレーを1歳未満の子に食べさせようとはおもいませんでしたがハチミツを舐めさせようくらいなら思ってもおかしくないかもしれません。
ハチミツの甘さは子どもも喜ぶし砂糖より遥かによさそうだし という理由で。
実際はハチミツの成分は、グルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)という単糖類が主成分になるので糖質の塊であり本当にヘルシーなのかどうかは「?」です(残りは水分とビタミン、ミネラル、有機酸、必須アミノ酸etcの栄養素も含まれています)。
白砂糖よりはよいとおもいますが。
単糖類は吸収が早いので血糖値の上昇が一気に起こります。
疲労回復やエネルギー補給という観点では優れているといえますが、日常生活に必要かというとそうでもないかもしれません。
本来「甘味」はとても貴重なもので、高頻度で摂取できるものではなかったのです。いわばハチミツはボーナスのような食材なのかもしれませんね。
食べるならたまーににして感謝していただきましょう!