鯉のぼり
さてさて、10連休も過ぎ日常に戻りましたね。
過ぎ去ったGW、子どもの日。。。
カレンダー上の10連休はそうそうあるものではないかもしれませんが
子どもの日は来年もやってきますね。
というわけで、来年まで持ち越さないよう気になっていた鯉のぼりについて書きたいとおもいます。
ちなみに、川越の方で鯉のお刺身をいただいたことがあります。
あんまり鯉を食べるイメージがなかったのでなかなかの衝撃でした。
子どもの日、端午の節句が五節句のひとつとして定着したのは江戸時代だそうです。
その頃は、鯉のぼりではなく「武者のぼり」なるものが立てらていたのです。
武者のぼり??
起源は旗指物(はたさしもの)といいます。
こーゆーやつ↓↓↓
時代劇なんかでみる戦国時代の武士が戦いのときに掲げている家紋のついた旗ですね。
戦国時代が終わると、武家社会では端午の節句に武具や虫干しを兼ねて旗指物を飾ると
いう風習がありました。
これがいつしか家紋だけの旗指物に、武者絵などが描かれるように。
こーゆーやつ↓↓↓
これには子どもに幸せな人生を送ってほしい、という成長祈願の意味が込められています。
この絵のぼり、節句幟(せっくのぼり)に武者絵が多かったことから「武者のぼり」と
呼ばれています。
これが江戸中期になると、立身出世のシンボルとして「鯉の滝登り」の図柄が描かれ、
この図柄からつくられた鯉の小旗(まねき)がいまの鯉のぼりの原形といわれています。
こーゆーやつ↓↓↓
これが時代と共に変化して現在の鯉のぼりとなったのです。
これで何故こいのぼりなの?かがわかりましたね°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
でも僕にはもうひとつ気になっていることが。。。
これです!↓↓↓
一番上を泳いでいるやつ!!!
これの呼び方すら何度か聞いたことはあるものの失念していました・・・
「吹き流し」 ってやつですね!
これは赤・青・黄・白・黒の5色からなるもので
なんか紫とか含めて7色くらいあるやつも見たことがあるような・・・・
まぁ、いいか・・・
陰陽五行説については、Google等で検索すればたくさんでてきます。
この話はこの話でおもしろくて長くなるので是非ご自身で検索ください。
https://www.mt-pharma.co.jp/healthcare/school/medicine01.html
吹き流しははなぜついているのか。
・・・魔除けとして「子を脅かす悪いものから守ってください」という意味でつけられています。
もう一説には、軍の旗として風向きや強さを見極めるために使われていたので鯉のぼりと一緒に使うことで、神様により早く男児の誕生を気づいてもらうためとういものもあるそうです。
現在の鯉のぼりは、3匹(黒、赤、青)が一般的ですが、江戸時代は黒の真鯛だけでした。
真鯛=黒 緋鯉=赤 子どもの鯉=青 がお馴染みですが
決まっているのは真鯛の黒だけで他は特に決まりはないそうです。
それぞれの色には吹き流しと同様に陰陽五行説からの意味があります。
調べると深いですね!
ちょっとスッキリしました(^0^)/