いのししの出没

わたしの住んでいる町の、子どもが通っている学校から、以前、次のようなメールが入りました。

 

イノシシの出没について

「〇〇公園で、イノシシの目撃情報が寄せられています。イノシシは、臆病でおとなしい性格のため、人と出会ってもイノシシの方から逃げるので慌てる必要はありません。しかし、攻撃的になっている場合や至近距離で突然出会った場合は、次のことに注意してください。興奮させないように静かにその場を離れる、興奮している場合は後ろを向かずに背中を見せないようにゆっくりと後退する、ウリ坊(イノシシの子)を見かけても近づいたり追いかけたりしない等。イノシシを見かけた場合は、〇〇町△△課(TEL〇〇-〇〇〇〇)までご連絡ください。」 ご家庭でも、ご注意をお願いします。

その後出没の情報はありません。

しかし、イノシシが山から下りてきているという情報は決してそんなに疑わしいことではないでしょう。害獣扱いされていますがそうさせているのはわたしたち人間。山に返してあげられるよう取り組んでいきたいものです。

ご注意をって、、

 

https://www.101animal.com/

ペットの災害対策

前回はレスキュードッグのことを書きましたが、

被災するのは人間だけではありません。人間が飼っているペットたちも同じです。

 

ペットたちの安全確保についても普段から考えておく必要がありそうです。

水や食料、常備薬なんかも必要でしょう。一緒に避難する際には移動用のキャリーバッグも要ります。

 

避難場所にペットがいられるのかも大きな問題です。アレルギーをもっている人がいるかもしれませんし、ペットがいることでストレスになってしまう人もいるかもしれません。

ペットとの同行避難が可能な避難場所もあらかじめ確認しておいた方がよいですね。可能な場合も自治体によってルールや注意事項も異なるかもしれません。

 

最近の記憶では台風15号や19号、去年だと北海道胆振東部地震がありますがこういった災害が発生したときには国も動いてくれます。

環境省のHPには以下のようなページができています。

ペットで困っている人にも支援していただける人にも向けて。

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506/ippan.pdf

 

同行避難を可能としていても残念ながら実態としては受入れられない避難所も多いようです。しかし、可能といわれるようになっているところから変化は起きていると信じまたいものです。報道はされていなくてもボランティアを含め心あたたかい人たちによるペットやどうぶつの救出は行われていますし、報道があったときにそれを否定的に言う人は私の知る限りではいません。

人命救助で動いてくれるどうぶつがいるのですからわたしたちもどうぶつ救助をしていきましょう。それは何も災害のときに限らず普段の些細なところからでいいのです。たとえば普段のしつけをしてあげることもそうなのです。

 

https://www.101animal.com/yakan_list.php

レスキュードッグ

わたしは千葉県に自宅を置いていますが今回の台風19号はさすがに少し備えておかなければと11日金曜日と12日土曜日の分の食料としてインスタントものを購入しました。

 

過ぎ去ったあとの物流が正常に動くのかまで考慮することもなく、買い占めない(とゆーか仕事帰りに買い物に行ったらスーパーからたくさんのものが売り切れていました)でおこうという正義感でもなく、荷物が重いのが嫌だから、、でした。

 

冷凍ものも停電したらダメになるし、断水やガスも使えなくなったら買い占めた食材も意味ないし、1日、2日食べなくて死なない くらいの気持ちで、蝋燭は家にあるから停電になったら暇だしお菓子を買ってのんびり過ごそう!という感じで正直災害を舐めていたとおもいます。

 

でも危機を強くもてなかったのです。なんとなく・・・

 

よそのことは心配にはなりましたが自身がどうにかなってしまう氣がしませんでした。

傍から見るとちょっと舐めてるんですけど、自分では舐めてるとはちょっと違う感じでした。

 

 

とはいえ、地震や台風等の自然災害の多い日本。

これまでより台風の数も増えているような氣がします。

 

・・・が、数としては昨年、今年が特別多いわけでもないそうです。

 

何が違うかというと、

ひとむかしも自然災害はあったが遠く離れた地方のことが知れ渡るスピードやリアルさがインターネット、SNSによって格段にあがったためだそうです。

 

そういわれればそんな氣もしますが印象としては増えているように感じている方は多いような氣がします。

 

さて、災害現場の人名救助に災害救助犬(レスキュードッグ)が活躍するのを皆さんもテレビでみたことがあるのではないでしょうか。

 

警察犬と混同してしまいますがジャーマンシェパードなんか印象が強いですね。

災害救助犬として活躍するのには犬種の制限は特に無いそう。

一般的には狩猟本能のある犬が向いているとされるようですが、探索への強い意欲や集中力、忍耐力、体力、持久力が必要です。また突然の物音や出来事、高い所や暗い所に怖がらない性格をしていることなども必要になってきます。

 

これを聞くだけで災害現場が過酷な場所であることを物語っています。

そしてわたしたち人間はどれだけこのレスキュードッグに助けられてきたことでしょう。

 

今後も過去にないレベルでの災害、人災が起きてくることは想像できます。

ひとりひとりが無関心ではなく生き方を変えていかなければいけないときがきているとおもいます。

そして気付いているひとも多いとおもいます。

僕らが変えなければいけないこと、それは無関心をやめることではないでしょうか。

 

保護犬・保護猫を守る|動物病院(夜間・時間外・救急)検索の101アニマル

どうぶつの異変

気になりませんか?

自然災害が毎年のように起こりニュースでは死傷者の数がでてきますが、そのときに動物の大量死が出てきたことがないのを。

実際はそういうこともあるけどニュースに出てこないだけなのか。

 

動物の災害予知能力については、現代の科学をもってしても未だ解明できていないようです。

 

日本でも昔から、地震の前になると「ナマズが激しく暴れる」とか「鶏が産卵を

止める」とか「魚の回遊場所が変わる」とか「アリが一斉に場所を移動する」とかいわれていますね。最近はあまり聞きませんが(;・∀・)

他にも、普段はおとなしい犬や猫が、地震がくるまえに急にほえだしたり、エサを食べないとか、普段とは違う行動をすることがあるそうです。

飼い猫や飼い犬であってそれがわかるのだとしたら、どうぶつの本能的な働きが残っているんだろうなぁとおもいます。

 

解明できていないことであっても僕たち人間より虫や動物たちの方がよっぽどわかっているのかもしれません。

そのなかで自然淘汰されていった生物もいるでしょうがまた新たな生物が生まれたり、生き残るために進化している動物や昆虫もいます。

彼らは自然とたたかうのではなくただそれを受け入れているのかもしれません。

僕たち人間はそれがなかなかできない。だから自然からのダメージをいちばん受けているのかもしれませんし、その対策のために技術が発展しているのかもしれません。

 

地震を予知する技術も昔より発展しています。

どうぶつの動きをヒントにしているものもあるとかないとか。

解明がされていないもののペットの日常の異変には気付けるようでありたいですね。

災害時のためではなくペットの健康の為にも。

 

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その時セミは?

台風15号の影響はどうだったでしょうか。

 

今回大打撃を受けた千葉県。停電や物資の不足等、復旧前のたいへんな境遇にいらっしゃる方々がいますが少しでも早く生活をたておなしていけるよう願うばかりです。

 

そしてこうした有事の際には行政に頼るばかりではなく、わたしたち一人一人が手を取り合い協力して助け合っていくことが何よりいちばん大切なんじゃないかと改めて考えさせられるものがあります。

 

話は戻りますが、台風の来たあの日、日中は晴れて暑かったですね。

 

海で遊べたくらいでした。

 

しかし、夕方にはJRが翌日の始発から8時頃まで運休にすると発表していたり、テレビでもかつてないほどの規模との警笛も鳴らしていました。

 

夜20時を過ぎてもそこまで酷いことはなかったものの深夜の暴風雨が強く、家が揺れていました。

 

そして停電になり、家のなかの暑さがとてつもなく蒸し暑く寝苦しいものとなりました。

 

そして、「やばい、アイスが溶ける!」とおもい、真夜中の3時にアイスを食べました。

 

停電を想定し、少し食料品を買っておこうとおもい夕方買い物に行った際に停電したときにおやつやアイスがあった方がたのしいな と思って買ったのですが、停電したら冷蔵庫もストップすることがすっかり頭から抜けていました(;’∀’)

 

だから、台風の停電であっても怖さよりもアイスのことが気になってしまったのかもしれません。

 

子どもたちの学校は休校になりました。

 

大人の会社は休みの連絡などありません。個々の判断で安全を確保したうえで出勤というものでした。

 

交通機関はたいへんなことになっていました(このときは各地の信号機や標識が倒れたことや屋根が吹き飛んだことなどはまだ知らないタイミング)が、

 

外はすっかり晴れて暑くなっていました。

 

蝉もいつも通り鳴き始めたのです。

 

その瞬間、

「あれ?セミって台風どうやって切り抜けたの?」

「台風が去ってから土から出てきたの?」

「もしそうだとしても台風が来る前からいたセミは台風のときどうしていたの?」

 

こんな疑問を抱きました。

 

調べてみると、特別なことはしておらずただひたすら木の幹にしがみついて台風が去るのを待つだけ のようです。

 

すげぇ・・・

 

たしかに虫たちも身をまもるように雨風をしのげるところに集まっていたりします。うちの玄関外のマット下に虫たちが集まっていました。

 

自然災害に抗うことはできませんが、自然界の生き物たちは本当にたくましくすごいなぁーっって関心させられました。

 

こーゆーときの野良犬や野良猫も大丈夫なんだろうか・・・

 

もちろん自然災害で死傷する生き物もいるのでしょうが人間の方が弱いのかもしれませんね。

 

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台風のしごと

以前、これからは台風が増えて水場ができることで蚊もたくさん増えてくる可能性が高いということを書かせていただきました。

 

 

ところで、サンゴって何に分類されるかわかります?

 

海の植物なのか、動物なのか、・・・

 

こたえは、動物です!イソギンチャクやクラゲに分類される刺胞動物の一種なのです!

 

サンゴ単体では生きられないので褐虫藻といわれる植物と共生しています。

 

サンゴ自体もプランクトンを食べますが、褐虫藻光合成をしてできた栄養分ももらいながら生きているそうです。

ちなみにサンゴのあの鮮やかな色は、この褐虫藻によって色づいているのだとか。

 

サンゴそのものは白なんです。

 

サンゴがよく育つ条件として、

 ・太陽の光が届くこと(光合成する褐虫藻と共生しているから)

 ・余計な成分の流れていない綺麗な海

 ・水温が低すぎず、高すぎない適温であること

 

が挙げられます。

 

3点目の海水温度が低すぎず高すぎずを維持するためにどうしたらいいのか。

 

ここで台風の出番です。

 

台風が何をするのか。

 

それは、

 

・・・海の水をかき混ぜてくれる のです。

 

かき混ぜられると表面の温かい水と、深いところの冷たい水が混ざり合って海水の温度を調整してくれるわけです。

 

台風の発生は、細かい説明は省きますが海水温度が大きく関係していて、

海面の水温が26℃を超える海で台風は発生します。

海水面の温度が上がると、台風ができて海をかき混ぜて温度を下げる。

 

こうしてサンゴにとって生きていく条件が整うわけです。

 

日々の生活のなかで我々人間は台風が来ると、“災害”に目がいってしまいますが

自然界のこのメカニズムを知るとちょっと台風が嫌なものではなくなりませんか。

 

たしかに河川の決壊や土砂崩れで住む家が壊れたり、水害から住めなくなってしまったりする立場に直面したら大変なおもいをすることは間違いありません。

一時的には動植物の流出や埋没で原形をとどめないこともあります。しかしこのような自然災害が長期的には新たな生物を生み出していたりもするのです。

 

自然は美しく素晴らしいだけのものではなく、時には脅威であることは確かですが、

台風発生の条件となる海水温度の上昇は、わたしたち人間の生活が影響していることもあるのです。

そうすると自然災害は人に手によって増えていて時に人災ともいえるでしょう。

 

動植物と共生するために私たちは暮らし方を見直していかなければならないのではないかとおもいます。

みつばち🐝

皆さんはハチミツを食べますか?

 

以前、ハチミツはボーナスのような食材だから

食べるならたまーににして感謝していただきましょう!と書きました。

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ハチミツはたまに。 - fortunate-brat’s blog

 

 

ハチミツはその名の通り、ハチが運ぶ蜜です。

自然界で最も甘い蜜といわれます。人間界では人の不幸話が最も甘い蜜のひとつになりますね(笑)

花蜜=ハチが運ぶとそれがあのハチミツになるわけではありません!

 

花蜜の成分であるショ糖を、ミツバチの体内(蜜胃)で唾液酵素などによってブドウ糖と果糖に分解したものを巣に蓄え、水分を蒸発させ、糖度が80%になるまで濃縮されたもの。これがハチミツになるのです。味や色は蜜源となる植物によって様々です。

 

 

ミツバチはなぜ花蜜を集めるのでしょうか。

それは女王蜂から始まる家族全体が生き延びる為です。

自分の為でもなく人間の為でもありません。         

僕たちは彼らが身を粉にしてあつめてつくったそのハチミツをお裾分けしてもらっているのです。

また受粉活動も行っているので多くの植物が育ちます。国連食糧農業機関の試算によると、ミツバチが世界で生産される全作物の3分の1以上で受粉を行い、75%について生産性を高めているというのです。

世界の食糧の90%を供給している約100種類の作物のうち71種類がミツバチの花粉媒介によるものと試算もしているそうです。

 

この数字の正確性の確認はしようがありませんが、

いまそのミツバチが絶滅しかけているという話を聞いたことがあるでしょうか。

 

ハチミツだけでなく、多くの果物や野菜も育たなくなります。

また、乳牛のエサの大半は、ミツバチによる受粉を必要とする干し草なので、牛乳・バター・チーズなどの乳製品もいずれつくれなくなります。その前段階として世界的に価格が高騰して入手困難になるでしょう。もちろん、牛肉も同様に。

 

そして、ミツバチ絶滅の影響は食糧以外にも及びます。

たとえば、衣類に欠かせない綿。これもまたミツバチの受粉する綿花から採れるものなのです。コットン生地の衣類が世界から消えたら、合成繊維の服に頼らなくてはならないかもしれません。

 

ミツバチがいなくてもこうしたらいい、ああしたらいい そういう考えや技術もあるようですがそんな対応ではなく、そうならないようなことをしていきたいですね。

 

人間はすべての生き物のトップに君臨しているのではありません。

自然を壊して自分たちの首を絞めていることに気付き、回帰していく必要があるのではないかとおもうのです。